トランスコスモスが大分県の「森林クレジット創出支援」事業を支援する理由
2024年09月24日
トランスコスモス最新ニュース
今回は、トランスコスモスが今年から始めた新たな取り組みをご紹介します。
「SDGs」はご存じでしょうか?2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の略で、「貧困をなくそう」「人や国の不平等をなくそう」「緑の豊かさを守ろう」など、世界的に課題となっている17のゴールと169のターゲットについて、2030年の達成をめざしてさまざまな施策が推進されています。
日本でも多くの企業がSDGsに貢献しており、トランスコスモスも「女性の活躍」「ワークライフバランスの推進」「情報セキュリティ」「環境保護」など、幅広い領域で積極的に活動しています。各施策の進捗や最新の情報は、トランスコスモスSDGs委員会より「オープン社内報」として随時配信しています。
さて、この記事で紹介する取り組みは、大分県の「森林クレジット創出支援」事業への支援です。ひと目見て、「なぜ大分県?」「森林をどうするの?」「クレジットとは?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。興味がある方は、ぜひ最後までご一読ください。
大分県が推進する「森林クレジット創出」とは?
トランスコスモスは、大分県で「CXスクエアおおいた」というコンタクトセンターを運営しており、地元企業の事業やサービスをサポートしています。大分県は、森林の面積が70%を占めており、豊かな森づくりや環境保護を推進しています。トランスコスモスは、脱炭素を実現する県の取り組みに強く共感しており、2024年にスタートした「森林クレジット創出支援」事業を支援することになりました。
森林クレジット創出といわれても、ピンとこない方もいるでしょう。まずは、2013年に環境省・経済産業省・農林水産省がスタートさせた「J-クレジット制度」について説明します。この制度は、省エネルギーや環境保護などの施策によって、CO2などの温室効果ガスの排出削減や吸収を実現すると、その量に応じたクレジットを国が認証する制度です。
クレジットは売買できるので、さらなる森林管理や豊かな自然を守るための資金を得ることができます。トランスコスモスは、大分県の「森林クレジット創出支援」事業をサポートするために、「企業版ふるさと納税」の仕組みを活用して寄付を実施することになりました。
SDGsを推進するトランスコスモスの支援とは?
企業版ふるさと納税は、平成28年度に創設された制度で、国が認定した自治体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄付を実施すると、法人税が控除される仕組みです。
大分県のプロジェクトに寄付をすることによって、森林の保護に直接貢献しつつ、他の企業に賛同が広がればと考えています。
全国に拠点があるトランスコスモスは、それぞれのエリアの自治体や地元企業と連携して、SDGsを推進するさまざまな取り組みを実施しています。
たとえば地方の拠点のオフィスで再生可能エネルギーへの切り替えを支援したり、在宅コンタクトセンターの拡大によって働き方の多様化と災害リスクの軽減を同時に実現させたりするなど、多様な施策があります。今回の大分県に対する支援もまた、トランスコスモスのSDGsへの貢献の一環として行われているのです。
働きやすさと成長を大事にして職場環境づくりを推進
トランスコスモスのコンタクトセンター(CXスクエア)は、お客様の問い合わせ窓口の運営によって事業の成長を支えるとともに、ワークライフバランスを取りやすい働き方の推進や女性が活躍できる環境づくりなどに注力しています。
それぞれのメンバーが、成長ややりがいを感じながら長く働き続けられるように、研修や職場での丁寧な指導を充実させており、何を改善すればよりスムーズに仕事ができるようになるかがわかる個別の面談も実施しています。コールセンター・コンタクトセンターの仕事に興味がある方、トランスコスモスの職場環境についてもっと知りたい方は、拠点情報や求人情報のページをご覧ください。